日本時間24日、FIFAビーチサッカーワールドカップの3試合目がロシアのモスクワで行われ、日本は開催国のロシアと対戦。グループ1位通過をかけた試合は、7対1でロシアの完勝に終わった。
2連勝でグループリーグ突破を決めた日本。第1ピリオドのスタメンは2試合目と同じ、GK河合雄介、フィールドプレイヤーは赤熊卓弥、大場崇晃、松尾那緒弥、監督兼選手の茂怜羅オズの5人でスタートした。
先制点は開催国のロシア。開始直後、キャプテン・シュカリンのシュートが茂怜羅オズに当たってコースが変わり、ゴールイン。日本は3試合連続で先にゴールを許す展開になってしまった。
さらにロシアはスローインから、パポロトニが左足でボレーをねじ込み2点目をゲット。ロシアペースで試合は進んでいく。
流れを変えたい日本だが、続く8分36秒、セムスコフが右サイドからオーバーヘッドを沈めて3点目。日本は初戦同様、3点のビハインドを追いかける展開になってしまった。
第2ピリオドに入っても、ロシアペースは変わらない。15分41秒、ロシアGKチュシュコフのシュートのバウンドが変わり、GK河合の頭上を超えてゴールイン。日本はアンラッキーな失点で4点目を奪われてしまう。
第3ピリオドもロシアが先手を取る。キックオフからパポロトニにゴールを奪われ、0対5。直後にもパポロトニが自陣ゴール前から、GK河合の頭上を超えるシュートを決めて、6点目を奪取した。
日本は赤熊のオーバーヘッドで1点を返すが、終了間際にも失点し、7対1でロシアが勝利を収めた。
試合後、田端輝樹監督は「決勝トーナメントに上がったという油断があったのかもしれない。立ち上がりから、立て続けに失点したのが良くなかった。切り替えて、次がんばりたい」と振り返った。
この結果により、グループAの1位がロシア。日本は2位となり、準々決勝でグループBの1位タヒチと戦うことになった。
負ければ終わりの準々決勝。試合は27日(金)午前1時キックオフ。J SPORTS3とJ SPORTSオンデマンドで生中継される。
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