原口元気(ヘルタ・ベルリン)、柴崎岳(レガネス)という日本代表の主力選手から貴重な話を聞いてきたこのインタビューシリーズ、今回はブンデスリーガで活躍するMF鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)が応じてくれた。3回に渡って動画をお送りする。
①はこちら1998年フランスW杯後に中田英寿がセリアAペルージャに移籍して以降、日本代表の、海外クラブに籍を置く選手の比率は増していった。ジーコジャパン時代から始まった『海外組の重用』は2018年ロシア大会まではある程度自然な流れとして受け入れられていた。ピーク時にはスタメンはもちろん、ベンチを含めてその殆どが欧州組というようなこともあった。『サッカーの本場で通用するプレイヤーが代表戦で力を発揮出来る可能性は高い』という理屈は多くの人に受け入れられていたように思う。
だが、その傾向は森保ジャパンになって少し変化している。もちろん、海外組が占める割合は相変わらず高いものの、Jリーガーであっても監督の求めるスタイルに合っていれば代表チームに招集され、プレーするというケースが増えてきている。逆に海外組であっても、森保一監督の基準や採用しているフォーメーションに合致していなければ出場することは難しいこともある。
現在、鎌田大地はクラブでの活躍と日本代表での地位に乖離がある選手の一人だ。日本代表としてW杯で戦うことを夢見てきた彼は、現状を悲観するわけでもなく、日本代表、クラブという2つのチームでのプレイすることを冷静に見極めて最善を尽くしている。クレバーな鎌田大地選手の貴重なインタビュー、ぜひご覧頂きたい。