原口元気(ヘルタ・ベルリン)、柴崎岳(レガネス)、鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)という欧州で活躍している日本代表選手と向き合ってきたこのインタビューシリーズ、今回は国内組・川崎フロンターレ所属の谷口彰悟が登場。日本代表としてももちろんだが、主将を務める川崎フロンターレでの話も聞かせてもらった。
日本代表として注目を集める谷口だが、クラブでの活躍をより印象深く受け止めているファンの方も多いだろう。特にここ2年の川崎は圧倒的な強さでJリーグを制しており、かつて鹿島アントラーズの代名詞だった常勝軍団という称号は、今やフロンターレの元にあると言って間違いない。そのチームをまとめ上げているという点も森保監督は評価しているのだろう。川崎は良い選手を多く揃えて結果を出しているだけに、毎年のように海外のクラブへ主力選手が移籍をしていく。顔ぶれの変化を拒むことはできず、スタイルやコンビネーションも常に微調整せざるを得ない。そうした変化を許容しながらチーム力を維持することが出来ている点について、キャプテンの貢献はかなりのものだと言えそうだ。
インタビューの中ではサッカー選手としての谷口彰悟を自ら分析している。ぜひ映像を見ていただきたい。ここまで吉田麻也と冨安健洋の控え、という谷口の印象が24日のオーストラリア戦で大きく変わるかも知れない。