6日、U-16インターナショナルドリームカップが仙台で行われ、U-16日本代表がU-16ウルグアイ代表と対戦。南米の古豪相手に大量4ゴールを奪った日本が勝利し、2連勝を飾った。
初戦の相手、韓国を3対0で下し、波に乗る若き日本代表。中1日で臨むこの試合は、スタメン9名を変更して挑んだ。
スタメンはGK上林大誠、最終ラインは右から、キャプテンマークを巻く松本遥翔、 本多康太郎、永野修都、西川宙希。ダブルボランチに山本丈偉と矢田龍之介。2列目に右から森田皇翔、名和田我空、佐藤龍之介。ワントップに道脇豊が入る、4-2-3-1でスタートした。
先手を取ったのはホームの日本。前半7分、相手のクリアミスを拾った名和田が、左サイドから中央へドリブルでカットイン。勢いよく右足を振り抜くと、ゴール左に強烈なシュートを突き刺した。
前半23分には、鮮やかな崩しから名和田がゴールネットを揺らすが、オフサイドの判定。惜しくも追加点はならなかった。
その後も日本は手堅く守ってカウンターを繰り出すと、前半34分には、右からのクロスボールに反応した道脇がGKと競り合いながら、長身を活かしてヘディングシュート。無人のゴールに流し込み、2点目を奪った。
前半39分には、ドリブルで持ち上がった名和田がゴール正面で右足を振り抜くと、GKがファンブルしたボールがゴールに入り、3点目をあげた。
前半終了間際、ウルグアイに連続してシュートを打たれるが、センターバックの本多を中心に堅守を築き、前半を3対0で折り返した。
後半に入っても日本は攻撃の手を緩めず、ダブルボランチの山本と矢田を起点にボールを動かし、積極的なプレーでゴールに迫っていく。
後半12分には、左サイドを抜け出した名和田がGKの位置を見て、山なりのシュートでゴールを狙う。GKを越えてゴールを強襲したが、ウルグアイのDFにゴールライン直前でクリアされた。
後半20分、日本は森田、本多に替えて、柴田翔太郎、山田佳を投入。その後も名和田を中心にチャンスを作ると、後半31分には道脇、山本、佐藤に替えて、徳田誉、中島洋太朗、山本将太を送り込む。
後半42分には2ゴールの名和田に替えて、杉浦駿吾を投入。すると後半45分、途中出場の中島が中央をドリブルで割って入り、左足でコントロールシュートを流し込んだ。
フィジカルの強いウルグアイ相手に引かず、連動したパス回しとゴールを目指す意識が目立ったU-16日本代表。2試合を終えて、グループ首位に立った。
最終戦の相手は、グループ2位のU-16メキシコ代表。試合は12日(日)14時30分より、CSテレ朝チャンネル1で生中継される。