日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、8日付のイタリア紙『レプブリカ』ボローニャ版のインタビューに応じ、2022年カタール・ワールドカップやセリエAなどについて語った。
2014年ブラジルW杯で日本代表の指揮を執ったザック氏は、過去にセリエAのビッグクラブの指揮官を歴任し、1998-99シーズンには、ミランで就任1年目にしてスクデットを獲得した経歴を持つ。そんなイタリア人指揮官が、今週末に開幕を迎えるセリエAのスクデットの行方を予想した。
「首位争いはまた、昨シーズンと同じインテルとミランの2チームになると予想する。インテルは、計り知れない潜在能力を最大限に発揮できるかどうか。一方のミランは、“みんなを驚かせよう”とする意欲を失わないかどうかだ。それからユヴェントスにも注意を払うべきだろうが、優勝への貪欲さは、すぐに取り戻せるものではない。その化学反応を見つけるのは簡単ではないだろう」
続いてエミリア・ロマーニャ州出身のザック氏は、州都のボローニャで指揮を執る教え子のシニシャ・ミハイロヴィッチとのエピソードを明かした。
「友人のシニシャとは、とても親しくしている。ラツィオ時代に指導したが、偉大な選手であり、素晴らしい人物だった。シニシャは今でも、私に敬語を使う時があるくらいだ。彼に呼ばれてセルビアへ行き、セルビア1部の指導者講習をしたことも2回ある」
今年11月に開幕するカタールW杯において、ザック氏の母国イタリアは不在となるが、元日本代表指揮官は、かつて2011年にアジアカップを制した思い出の地へ足を運ぶかどうか検討中だ。
「W杯へ行くかどうか、考えているところだ。カタールは、私が日本代表指揮官としてアジアカップを制覇した場所だが、スタジアム間の移動は、あまり便利とは言えなかったね。だがあれは、10年以上前のことだし、カタールは準備が上手いはずだ。当然、現在の状況は違うはずだろう」
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