0-1で悔しい敗戦を喫したコスタリカ戦から一夜明け、長友佑都がオンライン取材に対応した。
「難しさはありました。ドイツ戦は戦い方がハッキリしていましたが、全体的にサッカーが慎重になりすぎたなと。リスクをかけて攻撃する場面は少なかった。そういう意味でも難しかったなと」
そう試合を振り返った長友は「たくさんの方が応援してくださったと聞いていますし、視聴率が50パーセントを越えたとも聞いています。でもまだ自力で突破できる。スペイン戦にすべてをかけてドイツ戦のような戦い方をしたいです」と第3戦のスペイン戦へ気持ちを新たにした。
スペインに関しては、先のドイツ戦もチェックしたとのことで、「ドイツが前からプレッシャーをかけても取れなかった。ポゼッションの完成度は非常に高いなと感じました。ただ隙があるなと感じたのでそこを突ければ」と語り、「情報戦なので言えないですが、僕は明確にウィークポイントは見えたのでそこはチームに共有したいです」と語った。
またコスタリカ戦後に批判を受けている選手がいるが、長友はチームメイトをフォロー。
「上手くいかなかった選手に批判があると聞いていますが、批判は当たり前のことですが、雰囲気を作れなかった僕に批判が来るべきだと思います。ワールドカップ前から髪を染めたり、大きなことを言ってきたので、それを結果で示せなかったので、大きな批判を受けるべきは自分だと思っています」と呼びかけた。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト特派)
記事提供:サッカーダイジェストWEB