メッシ着用で物議を醸した“黒ローブ”の価格が判明! 決勝翌日にはアルゼンチン・サポが150着を爆買い【W杯】

メッシ着用で物議を醸した“黒ローブ”の価格が判明! 決勝翌日にはアルゼンチン・サポが150着を爆買い【W杯】

2022.12.22 ・ 日本代表

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 世界中で物議を醸した“黒ローブ”のお値段が判明した。


 歴史的な激闘となったカタール・ワールドカップ決勝。ハプニングが起こったのは試合後の表彰式だ。アルゼンチン代表の主将にして大エース、リネオル・メッシが悲願のトロフィーを授与される際、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長とカタール首長が彼に謎の黒ローブを着せたのである。


 ローブの名はビシュトで、アラブ諸国では特別なイベントや冠婚葬祭で着用される伝統的な民族衣装。とはいえ、最大の見せ場であるトロフィーリフトにあってアルゼンチン代表のユニホームが隠れてしまい、ファンだけでなく欧米メディアからも疑問視する声や批判的な意見が相次いだ。


 すっかり世界的な知名度を得るに至ったビシュトだが、英紙『The Sun』がそのリアルな価格を紹介している。


 メッシが着用したビシュトは、カタール王族御用達の「ビシュト・アル・サーレム」社が受注した。オリジナルデザインで、ワールドカップ決勝用に特別な刺繡が施された最高級品だったという。値段は1着・2200ドル(約29万円)。フランス代表が優勝した場合も想定し、ユーゴ・ロリス主将のサイズにあったバージョンも会場に持ち込まれていた。

  社長のムハンマド・アブドゥラ・アル・サーレムさんはFIFAから「小さいものと大きなものを制作してほしい」と注文されただけで、「誰がなんのために着るのかは知りませんでしたから、表彰式でウチのタグが付いたビシュトを見てビックリしました」と打ち明けた。


 決勝翌日には、ドーハのショップにアルゼンチン・サポーターが続々と来店。あっという間に150着近いビシュトが完売し、メッシが着用したものと同等の最高級品も3着売れたとのこと。ちなみにビシュトに使われた金糸はドイツから、生地であるナジャフィ綿はなんと日本から輸入されているという。


構成●サッカーダイジェストWeb編集部



記事提供:サッカーダイジェストWEB

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