負けたら終わりのノックアウトステージ1回戦、日本は欧州王者・オランダ代表と対戦、相手の強力な3トップを上手く抑えつつ、なでしこらしいパスワークを駆使した攻めでチャンスを量産、セットプレーから先制を許すもFW長谷川唯のゴールで追いつく。優勢のまま試合を進めたが終了間際にオランダのシュートがDF熊谷紗希の腕を直撃、これをハンドと判定されPKを献上、W杯からの敗退が決まってしまった。試合終了後、FW岩渕真奈、長谷川、熊谷から話を聞いた。
FW岩渕真奈選手
「このメンバーで今までやってきて(W杯に)、来れなかった人も含めてこのメンバーでやる最後の大会になるのも間違いないし、その中で怪我人含めて勝ち進んだら一緒に出られる選手もいたりとかそういうのがあったので、本当に悔しいです。とりあえず一年後に東京五輪があるので、そこに向けて一から見直して全部見直してやらないといけないなと思います。」
MF長谷川唯選手
「本当に後ろが頑張ってくれていた中で、得点が取れずに勝ち切れないのは自分たち前の人の責任だと思いますし、本当に上の世代の人に結果を出してあげられなくて申し訳ないと思っています。もちろんまだ年齢的には『次がある』かもしれないですけど次の大会に出られるか決まってないですし、このチームでやれるのは最後だし、上の人たちがどんな気持ちでやっていたか知っていたので、次へというよりもその前に今日の結果をしっかり自分たちで受け止めたいと思います。」
DF熊谷紗希選手
「試合を重ねるごとにチームがまとまってチームとしてのサッカーができる時間も増えて、パフォーマンスを上げることはできたかなと思うので、やっぱりその中で勝てなかったことは本当に悔しいです。自分たちの強みというか自分たちのサッカーはブレずに結果を出せるチームになっていかないと、本当に先に進んでいけないかなと思うので、もっと観てもらうためにも選手がもっともっと結果を出せるように、そういった力をつけられるように、またやり続けていくしかないかなと思います。」
FIFA女子ワールドカップ フランス 2019
ノルウェー女子代表vsイングランド女子代表
6月28日(金)早朝4:00〜キックオフ(予定)
NHK BS1、J SPORTS 2で生中継