ユヴェントスに所属するセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチが、トリノ市内で行われた自伝本の出版発表会に出席した際、インタビューに応じて語った。『GOAL』の取材により明らかになった。
ヴラホヴィッチは、2018年夏に母国セルビアのパルティザンからフィオレンティーナへと移籍。セリエA3年目の2020-21シーズンにリーグ戦で21ゴールを挙げるなど大きな成長を遂げ、今年1月にユヴェントスへステップアップを果たした。そんなユーヴェFWは当初、バスケットボールもプレーしていたことを明かした。
「セルビアではみんな小さい頃からボール遊びをしている。僕は子どもの頃から体を動かすのが好きで、最初に始めたのはバスケ。2~3年ほどやっていた。それから友だちとサッカーをするようになり、サッカーをプレーすることを決めたんだ。最初の練習は母親に連れて行ってもらったよ」
そんなセルビア人FWの目標は、さらなる成長を遂げ、ユヴェントスでタイトルを獲得することだ。
「僕は望み通りにユヴェントスにいることができて幸せだ。ここで多くの優勝を飾れるよう願っている。最後まであきらめずに限界を超えて戦おうとするユーヴェのDNAが好きだ。僕自身も同じタイプだからね。まだ早いかもしれないが、引退した時に後悔したくない。だからトレーニングをするのが好きなんだ。全力を尽くしたい。それが僕の仕事だし、自分は恵まれていると思っている。常に成長することは可能だし、偉業を成し遂げたとしても、満足し過ぎないようにするべきだ」
「ユーヴェは勝ち続ける。ずっと勝ち続けることがユーヴェにおいて唯一、重要なことであり、再び常勝の道に戻れるようにしなければならない。何人かの監督も言っていたがが、プレッシャーとは、僕らが感じているものではない。働き詰めでも月末までたどり着けるか分からない人たちこそ、本物の重圧を背負っていると言える。僕らはサッカーをプレーし、楽しんでいる。そうする中で、できる限り多くの人々を喜ばせられるようにしたい」
記事提供:Goal