現地時間6月22日にバイエルンへの加入が発表されたセネガル代表FWのサディオ・マネが、ドイツ紙『ビルト』で自身の去就について口を開いた。
総額3500万ポンド(約57億7500万円)の移籍金で合意し、2025年6月までの3年契約を結んだマネは、前日の火曜日にメディカルチェックを受けた後に、移籍の経緯や新天地の印象を語った。
「代理人からバイエルンが興味を持っていることを聞いたときは、すごくテンションが上がった。そして、すぐにそこに行くべきだと確信したんだ」と、ファーストインプレッションで、バイエルン行きを希望していたことを明かしている。
さらに、新天地を求めた理由については、次のようにコメントした。
「バイエルンは世界でも有数のビッグクラブで、常にタイトル獲得を目指して戦っている。だから、ここに来ることは正しい選択だったと思ったし、タイミング的にも良かったと思う」
マネはリバプールに在籍した6年間で3度、チャンピオンズ・リーグ決勝に出場。記憶に新しい21-22シーズンのファイナルでは、レアル・マドリーに0-1で敗れ、悔しい思いを喫したばかりだ。
「バイエルンでチャンピオンズ・リーグを制覇することは可能か」というやや気の早い質問に対しては、「もちろんその可能性はある。僕はいま、とても競争力のあるチームにいるしね。ただ、決勝の話をするのは時期尚早だ。もちろん決勝の舞台で戦えるようにすべてを捧げるけどね」と、前向きな発言をしている。
リバプールで世界屈指の存在となった30歳のアタッカーは果たして、新天地で悲願の欧州制覇を果たすことができるだろうか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
記事提供:サッカーダイジェストWEB