現地時間8月5日、久保建英が加入したレアル・ソシエダが地元のライバルであるアスレティック・ビルバオとのプレシーズンマッチに挑み、0-1で敗れた。
開幕前最後のテストマッチで、久保はスタメン出場。4-3-3の右ウイングでプレーした。
プレシーズンマッチとはいえ、宿敵とのダービー。ソシエダは、ビルバオの激しいプレーに苦しめられる。とりわけ標的となったのが久保で、対峙した敵左SBユーリ・ベルチチェに厳しいマークを受けた。
それを嫌ってか、中央寄りでプレーし始めた25分、元スペイン代表MFラウール・ガルシアに深いタックルを受ける。苦悶の表情を浮かべた久保はしばらく立ち上がることができず。大事には至らなかったものの、一歩間違えれば怪我につながりかねない危険なプレーだった。
ソシエダの地元メディア『Noticias de Gipuzkoa』も、久保の被ファウル数や(ファウルにならない)接触プレーの多さを「クボはサンドバッグになった」と表現。R・ガルシアのチャージについては「理解できないタックル」と糾弾している。
久保は前半が終わると、主審に何か訴えていたが、こうしたタックルについて話していたのかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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