現地時間8月5日、久保建英が所属するレアル・ソシエダが宿敵アスレティック・ビルバオとプレシーズンマッチで対戦。22分にセットプレーから奪われた1点で、0-1と敗れた。
開幕前最後の対外戦となったこのダービーで、久保はスタメン出場。4-3-3の右ウイングでプレーした。
厳しいマークに遭った日本代表MFは、それでも得意のドリブルで何度かチャンスを作りかけた。「アピールできた」と言えるほどではなかったものの、地元メディア『Noticias de Gipuzkoa』は、「ソシエダの中では目立っていた」と評価している。
同メディアはまず、劣勢を強いられたソシエダを、「このダービーでは、顕著なフィジカル的劣等感を感じる傾向にあり、昨日は子供が大人と対戦しているように見えることもあった」とバッサリ。そのうえで、「わずかに目立っていたのはクボだけで、上手くプレーしていた」と続けている。
また、クボが前線から猛然とプレッシャーを掛けて、敵GKアンドレ・イウからボールを奪いそうになったシーンにも注目。「クボは敵のペナルティエリアに進入し、まだ緊張感が解けていないイルからボールを取りかけた」と伝えている。
同メディアは、いい所がなかったソシエダの中で、久保のプレーは数少ない収穫だと見ているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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