セビージャは、イスコの退団を発表した。
9シーズンにわたってレアル・マドリーに在籍したイスコだが、近年はコンディション不良などの影響で大幅に出番を減らしており、今夏に退団を決意。そして、新天地としてスペイン代表でともに仕事をしたフレン・ロペテギ監督率いるセビージャに加入した。
ロペテギ監督の下、チームの主力として多くの試合で先発していたイスコだが、チームの低調な戦いが続く中、同選手は批判に晒され、また10月にホルヘ・サンパオリ監督が就任してからも出番を得ていたが、低調なパフォーマンスに終始していた。
そんなイスコは、スポーティングディレクターのモンチ氏との関係が上手くいっておらず、ワールドカップ中断前から個別でトレーニングすると伝えられてきた。ピッチ内外で上手くいかない状況の続く中、先日から双方が契約解消に向けて話し合っていることが判明する。
そして21日、セビージャは2024年夏までの契約を結ぶイスコとの契約を解消することを発表。公式ウェブサイトの中で「セビージャ・フットボールクラブとイスコは契約を終了することで合意した。クラブは新たなプロフェッショナルの挑戦でのイスコの成功を祈っている」と伝えた。
なお、1月の移籍市場を前に無所属になったイスコがロペテギ監督が11月に就任したウォルヴァーハンプトンを新天地に選ぶ可能性があると予想されている。
記事提供：Goal
