ポルトガルサッカー連盟は、ジョゼ・モウリーニョ監督の招へいを諦めていないようだ。
2014年にポルトガル代表指揮官に就任したフェルナンド・サントス前監督。EURO2016制覇や2019年UEFAネーションズリーグ優勝を達成、同国に史上初の国際主要大会でのタイトルをもたらした。そしてカタール・ワールドカップでもチームをグループステージ首位通過に導き、ベスト8まで進出している。しかし準々決勝では、躍進著しいモロッコ代表に0-1と敗れ16年ぶりのベスト4進出はならず。15日に退任が正式に発表された。
そして以前から複数メディアで報じられているように、モウリーニョ監督が次期指揮官としてトップターゲットとなっているようだ。移籍市場のスペシャリストであるジャンルカ・ディ・マルツィオ記者は、ポルトガルサッカー連盟はモウリーニョ監督の説得に動いており、すぐにでも答えがほしいと考えているという。
連盟側は直近数日間で新指揮官候補と接触しており、モウリーニョ監督の招へいを最優先に考えている模様。しかし、59歳指揮官は現在ローマを率いている。連盟側は本人が契約を受け入れた場合、ローマとの兼任についてクラブ側と話し合いを行う必要があるようだ。
また同氏は、もう1人の指揮官候補としてU-21 ポルトガル代表を率いるルイ・ジョルジ監督も候補に挙がっていると指摘。さらに先日、カタール・ワールドカップではオランダ代表を率いていたルイ・ファン・ハール監督が「呼んでくれれば耳を傾ける」と発言するなど、次期ポルトガル代表監督には大きな注目が集まっている。
記事提供:Goal