17日に行われたプレミアリーグ第22節の試合で、マンチェスター・ユナイテッドはリヴァプールとアウェーで対戦し1-0の勝利を収めた。値千金の決勝点を記録したFWウェイン・ルーニーも、この結果の持つ意味の大きさを強調している。
宿敵リヴァプールに対して劣勢な戦いを強いられたユナイテッドだが、数少ないチャンスの一つを生かしたのは調子を上げてきているルーニーだった。78分、MFマルアン・フェライニのヘッドがクロスバーを叩いたボールをボレーで蹴り込み、その1点が試合を決めることになった。
ルーニーはこれで最近4試合で5得点。2012年3月以来となるユナイテッドでの4試合連続ゴールを記録し、試合後にはイギリス『スカイ・スポーツ』で次のように喜びを表している。
「この試合が重要だということは誰もが知っている。リーグでの順位とは関係なく大きな試合だし、素晴らしい勝利だよ」
「僕らは勝ち点3を獲得して、年明けからの調子を維持していくことが必要だった。だから僕らにとってこの勝利は大きいね」
ルーニーがリヴァプールの本拠地アンフィールドでゴールを奪ったのは実に2005年以来。また、ユナイテッドでの通算得点数は176点となり、アーセナルでプレーしたティエリ・アンリ氏の記録を抜き、プレミアリーグの1クラブでの最多得点数記録を保持することになった。
「知らなかったよ! 記録を更新するのは素晴らしいことだけど、それよりもアンフィールドで決勝点を決められたことが…。僕にとっては久しぶりのことだから、今日は少しだけ自分勝手になって喜びたいと思うよ」
記事提供:Goal