【ウクライナ代表戦展望】まずは選手選考を進めるべき。当落線上のプレイヤーにチャンスを

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【ウクライナ代表戦展望】まずは選手選考を進めるべき。当落線上のプレイヤーにチャンスを

By LEGENDS STADIUM編集部 ・ 2018.3.24

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以前は間違いなく格下と言えたマリ代表相手に低調な試合をしてしまったハリルジャパン。本来であれば具体的なライバル国対策やコンビネーション、戦術の熟成を目指して試合に挑むべき時期だが、未だにレギュラー候補すら決め切れていない不安定さを露呈してしまった。


「厳しい結果だった。いろんな情報が得られたが、全てがポジティブなわけではない。まだまだトレーニングしなければいけないことがある。セネガルに対する準備はまだできていない」マリ戦後、ハリルホジッチ自ら語ったように、対策すべき課題は多く残されているが、何よりも選手選考を優先して進めるべきではないだろうか。


ウクライナ戦は仮想ポーランドということではあるが、まずは当落線上にいる選手の見極めを進めるべきだ。大迫勇也、長谷部誠、長友佑都など当確組の起用は見送っても、中島翔哉、宇佐美貴史、本田圭佑、森岡亮太、三竿健斗ら今回の遠征に期待を込めて呼んだ選手をなるべく長い時間プレイさせて欲しい。半端にレギュラー候補を加えてコンビプレイを試しても、あまり成果を得られるようには思えない。


W杯本番までの時間は限られてきてしまったが、緊迫感、焦燥感を上手く利用してチーム力を高めることは可能なはずだ。2010年の南アフリカ大会、岡田元監督は直前合宿で大きく方針を変え、SAMURAI BLUEは下馬評を覆してベスト16まで勝ち進むことが出来た。だが、それも対応できる23人の代表選手が揃っていたからこそ。監督同様、ファンもこのウクライナ戦で本当の戦士が見つかることを心から望んでいる。


3/27(火)サッカー日本代表VSウクライナ代表

日本時間 21:20 キックオフ予定

フジテレビ系列にて全国生中継

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